「モンパルナスの女」という絵が気に入って
女と向かい合ったまま動けなくなってしまった。

雨の美術館の中で
少女というには成熟している、確かに「女」という感じの
目の異様に大きな女。
派手な衣装を付けて、頬を少し紅潮させ
白い手を胸に当てて
じっとこちらを見ている。
やわらかいのに意思的な顔、とでもいうのか。
それだけなのに
この女が恋をしているのがわかった。

モンパルナスの女のようでありたい、と思った。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


髪を切った。
ばっさり、ショートに。
会社の制服も衣替えしたし、すっかり夏仕様です。

行きつけの美容院で、昨日初めて見たアシスタントさんが
イタリア人系の顔の濃いひとで、
あたしは濃い顔の人が大好きなので、なんとか話をしよう
(別にお近づきになりたかった訳ではなく、近くで濃い顔を見たかった)
としていたら
パーマ液を塗りに来てくれた。
これはしめた!
しかしイタリア人は下を向いて黙々と液を塗るばかり・・・。
話し掛けなきゃ、でも話題が浮かばない〜
と焦って出た言葉が
「ペット飼ってますか?!(読んでた雑誌に猫が写ってたから)」
我ながら発想力の無さに閉口していたら、イタリア人はキョトンとした後で
「フェレット」という意外な答えを返してきた。
さすが、顔の濃い人はどこか違う。

近くで顔も見れて、大満足。
頭も軽くなれば、心も浮き立つ一日でありました。

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