できすぎた一日。

できすぎた一日


たとえば
町内の小さな縁日で、たくさんはしゃいだ後の
夢みごこちな帰り道の

カラコロ下駄の音
もてあそびながらの水玉のヨーヨー
遠くなってくちょうちんの明かりと
くわえたままの杏子飴の棒

声をあげて笑った拍子どさくさにまぎれて
袖をつかんだ

ぬるい夜風が通りすぎる


そんな、一日。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


去年の退職記念に同じ課の人たちから、なぜか
お風呂スピーカーとゆーものを貰い
退職でお風呂かいっ、と心の中でツッコミをいれていたのだが
これはこれで、とても重宝している。
今ではお風呂の中で音楽に浸るのが一番のリラックス法だ。

私の聴く音楽には、一貫性もこだわりも何もない。
妹に言わせると「センスがない」。
気持ちに比較的余裕がある日は、小野リサとか、
トミーフェブラリーとか聴く。
自分頑張れっ！てテンション上げたい時は60・70年代ソウルとか。
昨日は敢えて病んでみたい気分になったので
風呂場でCoccoを流して一緒に熱唱していたら
風呂上りに妹から冷たい一瞥をいただいた。

聴く音楽となるべく一体化(？)しようとしてしまう。
音楽に関する知識は無いに等しいが
私は私なりに音楽を愛している、と思う。

さて、今日は何を聴こう・・・。